解体工事を検討する際に、特に気になってしまうのがお金の面ですよね。
そんな時に気になるのが、解体工事に対応した銀行ローンがあるのかということです。
結論としてはありますが、具体的にどんなローンが存在するのでしょうか?
本記事では、解体工事に対応したローンにどんなものがあるのかについてまとめていきます。
【解体工事のローン】解体工事に対応したローンの種類
住宅ローン
建物の解体費用を建築費用として組み込んで、住宅ローンを利用することが可能です。
その際、少しレアケースになってくるため、建築会社からの見積書と別途解体費用のわかる見積書を持参することをおすすめします。
銀行によってはハウスメーカーと提携を組んでいて、提携ローンを用意しているところもあるので、一度相談してみてはいかがでしょうか?
プロパーローン
プロパーローンとは、無担保のローンのことを意味しています。
無担保となると条件が厳しかったりするのではないかと思う人もいるでしょう。
ちなみにこちらがプロパーローンのひとつの事例です。
項目 | 内容 |
借入可能額 | 10万円から500万円程度 |
借入期間 | 半年から10年 |
担保 | 不要 |
保証人 | 基本的には不要(必要な場合もある) |
金利 | 変動金利か固定金利かを選択 |
年齢 | 満20歳~満65歳 |
必要書類 | 見積書・契約書(審査時は不要)・所得証明(源泉徴収票でも可)・免許証等(健康保険所でも可) |
融資期間 | 最初の書類の提出から2週間~1ヵ月程度 |
対応している銀行例 | 三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行等 |
最大10年の借入期間があると、返済も毎月少しずつしていけばいいので便利ですね。
書類関係もさほど用意するのが難しいものもないので、手軽に借りられそうです。
しかし、融資の開始が最初に書類を提出してから早くても2週間はかかるとのことなので、なるべく早めの申請が必要です。
また、借入可能額が最大で500万円であるため、解体工事や遺品の管理、不用品の処分などを全部考えると、かなり規模の大きな建物の解体工事となった時は物足りない部分が出てくる可能性もあります。
【解体工事のローン】注意事項
融資期間を考えて、早めに動き始める必要があることは先ほど述べましたが、他にも解体工事の会社によって支払いのタイミングが異なり、場合によっては着手金を支払う可能性もあることに注意して準備しましょう。
まとめ
解体工事に対応したローンには住宅ローンとプロパーローンがあり、無担保でも条件的にそこまで厳しくないため、比較的借りやすいものとなっています。
しかし、融資に時間がかかったり、解体工事の会社の支払いの関係もあるため、早めの行動を心掛けましょう!